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『多摩地域の水環境を考える-昔・今・未来-』をテーマに「都市づくりフォーラム」を開催しました

 公益財団法人東京都都市づくり公社は、「平成27年度第3回都市づくりフォーラム」を2月12日金曜日に、“ルネこだいらホール”(小平市)にて開催しました。

各地で集中豪雨や局地的な大雨が多発するなか、安全で快適な水環境の創出に焦点をあて、『多摩地域の水環境を考える-昔・今・未来-』をテーマに設定し、主に多摩地域在住の市民、民間企業、多摩地域の各市町村の職員等が多数参加しました。

開催に先立ち、東京都都市づくり公社の升理事が挨拶し、「多摩地域は、多摩川の水の恵みによって、豊かな水にあふれる地域となった。しかし、多摩川は暴れ川の一面を持っている。安全で親しめる水辺づくりは、上流域と下流域の人たちが手を携えて作り上げてきた。講師の取り組みが、聴講者の皆様の活動の一助になれば」と述べました。

引き続き、第1部では、東京農業大学地域環境科学部教授の宮林茂幸教授から「多摩地域の水環境と流域連携」と題した講演がありました。宮林教授は、多摩川流域の水環境保全に向け、上流の森林や源流を守る取組など教授が日頃から研究されている内容等、幅広い内容で講演しました。

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第2部のパネルディスカッションは、「多摩地域の水環境を考える」と題し、宮林茂幸教授がコーディネーターを務め、4人のパネリスト(市民活動、企業、市役所、協会)から、取組みの発表がありました。1人目、府中水辺の楽校の大澤邦男講師からは、多摩川の水環境について、子どもたちに体験を通じて学んでもらう取組の紹介がありました。2人目の森永乳業株式会社東京多摩工場製造部主幹の菅原幸男講師からは、工場からの放流先である空堀川の水環境保全に向けた、水処理や汚染防止への取組の紹介がありました。3人目の小平市下水道課の泉智英講師からは、開設20周年・来場者40万人をこえた「ふれあい下水道館」を活用したPRの取組の紹介がありました。4人目の公益社団法人日本下水道協会総務部・下水道史編纂室長の阿部千雅講師からは、下水道の歴史や役割の変遷、流域管理やエネルギー、下水道分野で働く女性の会「GJリンク」における取組の紹介がありました。

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東京都都市づくり公社では、広く都民や地方自治体職員等を対象とした講演会等を毎年定期的に開催しています。今後とも参加者からの要望を踏まえて、テーマなどを選定し、引き続き開催していきます。

問い合わせ先は、東京都都市づくり公社事業推進部公益事業課 042-686-1911

URL:http:∥www.toshizukuri.or.jp

でぃっぴぃ現る?

でぃっぴぃ”があらわれました!?

平成28年2月6日(土)、サッカーワールドカップ決勝戦の会場、横浜国際競技場(日産スタジアム)において記念すべき第30回下水道職員健康駅伝大会が開催されました。北は札幌市、宮城県気仙沼市、南は福岡市など全国から382チームの参加により健脚を競いました。
我が、公社チームは、下水道部以外の部やOBも加わり3チームが出場、結果は382チーム中、257位、340位、359位の成績となりました。残念ながら昨年より順位が下がりましたが、無事タスキをつなぐ事が出来ました。

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今年は、当公社チームも会場に昇り旗を掲げ、「下水道の森」キャラクター【でいっぴい】に扮した公社職員も会場を走り回り、都市づくり公社をPRする事が出来ました。 当日は天候にも恵まれ、全国の下水道に携わる職員の方と交流を図る事が出来ました。